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野草園だより 2015
    2014 その1 (1〜6月) 
    2014 その2 (7〜12月)
★下線付きの植物名をクリックしてください。図鑑にリンクしています。
 201564日(木)

 その後もいろいろあって、一大ピンチは何とか切り抜けたものの、またいつ何があるか分からないので、結局この「野草園だより」は一応ここで終了させていただきます。

 今後は「開花カレンダー」を最優先にして、未掲載の写真の追加整理もしながら、舎人公園野草園の植物図鑑の完成をめざしたいと思っています。

 右画像はゴボウの蕾です。一昨年から舎人野草園に来るようになって、初めて知った花の一つです。去年の開花は6月下旬でしたが、今年はどうでしょうか?
 
 では、「開花カレンダー」が来園時の参考になれば嬉しいです。「植物図鑑」としても末長くご利用ください。

 
 
 2015514日(木)
 実はこのところホームページビルダー(HPを作るソフト)の調子が悪く、いい機会なので、もう『野草園だより』はストップして、HPは今後は野草園の植物図鑑として利用していたただこうと考えていました。でも、今日行くとやはり新しく咲いた花や、新発見などもあって、紹介したいことがいろいろあります。なので、一度にアップする写真は少しにして、最低限の更新で、もうしばらく何とか続けてみようと思います。
 発見その1 もうだいぶ前からジャコウアゲハが何頭も
飛び交っているので、そろそろ幼虫も孵化しているかなと、
虫喰いの葉の裏を覗いてみました。そしたら案の定小さな
幼虫がいたのですが、ジャコウアゲハの幼虫とはちがいま
す。これは何の幼虫でしょうか?ウマノスズクサには毒が
あるので、食べるのはジャコウアゲハの幼虫だけだと思っ
ていましたが、他にも食べる虫がいるのですね。これが何
か分かるといいのですが、きっと難しいでしょうね。
  発見その2 今日またヤセウツボを見つけました。荒川
 河川敷にはいっぱい生えているのですが、ほとんどがム
 ラサキツメクサに寄生しています。でも、舎人公園では以
 前にアベリアに寄生しているのが見られ、数年前にはア
 メリカフウロでした。今日見た近くにはオオジシバリやヒメ
 ジョオンがありましたが、キク科にも寄生するらしいので、
 それらでしょうか?引き抜いて確認すればいいのですが、
 せっかく咲いているので、もう少し後で調べてみましょう。
   
 2015430日(木)
 良いお天気が続き、1週間で草丈が一気に伸びていて驚きました。赤い花が目立っている一角があり、てっきり園芸種かと思いましたが、ベニバナツメクサという帰化植物で、(ストロベリー・キャンドルの名で園芸店でも売られているそうですが)、レンゲに代わる緑肥としても有望とか。

 今年はヒメウズをたくさん見られて嬉しかったのですが、ふと見ると果実がはじけて種が見えていました。こんなふうに花の後まで見られるのが、この野草園のいい所です。

 草引きをしていて緑色の蛾に気がつきました。ウンモンスズメ!保護色で、全く周囲に溶け込んでいて、我ながらよく気がついたものだと思いますが、写真で知っている蛾だったからでしょう。数日前からジャコウアゲハも来ているようで、今日は2頭飛んでいました。もう卵を産んだのでしょうか?またウマノスズクサ幼虫騒ぎが大変です。

   
  2015423日(木)  
 先週咲き始めたばかりのオオアマナはもう満開!2か所にあるフジも豪華に満開!トゲがないことで知られるモッコウバラも広範囲に花盛り!スズランも咲き始めたし、先日いただいたシラユキゲシも無事に1輪咲きました。


 前回16日以後に新しく咲いた花は13種類。丁寧に見ていくと、開花は全部で80種以上もあるようです。あなたはいくつ数えられるでしょうか?《花カレンダー》の下線付き植物名は『野草園植物図鑑』にリンクしているので、クリックして写真もゆっくりご覧ください。(この頁も同様、知ってますよね?)

 昨年秋に種を蒔いたゴキヅルがつるを伸ばし始めました。ちょっと変わった面白い仕掛けの実ができるのが楽しみです。他にもスズメウリ・カラスウリ・キカラスウリ・センニンソウを蒔いたのですが、今はまだ芽生えを確認できていません。
   
 2015416日(木)
 第3木曜なので定例ミーティングがあり、4月に着任されたKサービスセンター長も出席してくださいました。葛西臨海公園に5年いらしたということなので、花壇と共に、野鳥のための環境整備にも大いに期待したいと思います。

 右の白い花はアブラナ科のコンロンソウだと思いますが、花弁の縁が普通に見るものより複雑でオシャレですね。白い花といえば、ノヂシャも小さいけれどかわいい花です。オオアマナも咲き始めました。

ユスラウメは花が終わり、もう実ができています。真っ赤に熟すのが待ち遠しいですね。ブルーベリーも花がいっぱい。こちらも美味しい実が楽しみです。

 夏から秋に咲く多年草も次々芽生えています。姿が見えない間も地面の下で命が続いていることに感動します。

   
 201549日(木)
 次々と咲く花も増え、41日〜9日までに新しく咲いた花だけでも23種類。《花カレンダー》はどんどん長くなって更新も忙しくなりました。これから先が大変、続くかなぁ?
◆今日のいいニュース
 秋に種を蒔いたゴキヅルが自宅では芽が出たので、野草園の方も探していると、近くにキランソウの花が咲いているのを見つけました。自然に芽生えた株だそうです。キランソウは同じ場所には長く居つかず、思わぬところから出ることも多いそうです。去年の場所に出てないので、ほしいと思っていたから嬉しい!
◆今日の悪いニュース
 珍しいヒメオドリコソウの白花が盗まれてしまいました。朝にはあったのに。今は花壇も花盛りで、大勢の人が訪れてくれますが、中には悪い人がいるのですね。名札を付けたり、草引きをして見やすくすると盗まれる!珍しい貴重なものは次がないのですから本当にガッカリ、情けないです。
   
 春の花火と千本桜まつり 4月4日(土)・5日(日)

 毎年恒例の千本桜まつりは4日は曇り、5日は小雨で、あいにくの寒い日になりましたが、それでも多くの来場者があり賑やかでした。花壇ボランティアはポプリのビン詰め、ジュズダマやビーズを使ったストラップ作りを指導し、野草ボランティアは『春の野草 名前あてクイズ』をしました。ちなみに問題はコレです。「よく見る花だけど名前は知らない」という人も多く、喜んでいただいて、身近な草花の名前を知っていただく良い機会になりました。ご来場の皆様、そしてクイズにチャレンジしてくださった皆様、ありがとうございました!

  《 ★詳しくは、両日の写真もたくさん載っている
  花壇ボランティア「みどりと鳥の会」会長のブログ
  ご覧ください。

   
  201542日(木)
 3/30(月)にも行ったのですが、その時には発芽を気にしていたウラシマソウがたくさん出ているのを見つけて大喜びしました。ヒトリシズカもちょっと芽が出ていて、小さいながらも葉の間から既に花穂を覗かせていました。今日は少し伸びていましたが、まだ4枚の葉が花穂を大事に包むように貼りついていて、なんとも微笑ましい姿です。

 スズランも無事に出て一安心。アマドコロもたくさんニョキニョキと出ています。毎日来ているHさんに「ニリンソウが咲いたよ」と教えてもらってイソイソと見に行きました。白い花は清楚でステキですねぇ。ショウブも花をつけています。地味なので教えてもらわないとなかなか気がつきません。

 4月4(土)・5(日)の『千本桜まつり』のイベントでは、『野草名前あてクイズ』をする予定ですが、今の時期は舎人公園で咲いているのはほとんどがカントウタンポポで驚きました。他では皆セイヨウタンポポですから貴重な場所ですね。
   
 2015326日(木)
 今週はいろいろ用があって月・火・木と3度目の野草園です。本格的に春になり次々と花が咲き、来るたびに何かしら新しい芽生えを発見して、心弾む一番楽しい季節です。

 ワレモコウの葉は独特ですから、私でも分かります。これは何?と尋ねると、キバナカタクリかな?と言うことになりました。花が咲けば一目瞭然ですが、まだまだ葉だけでは分からないものもあります。周辺を散々いじったので、発芽を内心気にしていたニッコウキスゲもちゃんと芽が出て一安心です。後はウラシマソウ等が出て来るのを待っています。

 去年はなかなかうまく撮れなかったスズメノヤリが、芽生えの頃は短くまとまっているせいか、なんとか写すことができました。
悩ましいスミレ類も咲き始めました。
 来週の4月4(土)・5(日)は舎人公園 『千本桜まつり』です。いろいろ企画していますので、ぜひ遊びに来てください。

   
 2015319日(木)
 先週はほんのチラホラだったのに、あっという間にユキヤナギが満開です。シナレンギョウも咲き始め、来週は白と黄色で豪華になるでしょう。キュウリグサはまだほんの少しですが、ワスレナグサに似た可愛い花を咲かせていました。

 オオアラセイトウはショカッサイとかムラサキハナナとかいろいろな名で呼ばれますが、紫色の菜の花という感じがします。隣にルッコラの花も咲いていました。ゴマの香りのする美味しい葉が硬くなるので、蕾は摘み取るのが良いそうですが、蕾や花も食べられるそうです。

 先週ヒメウズを教えてもらって大喜びしたのですが、今日は別の場所でもう1株見つけました。来週こそは楚々とした可憐な花がうまく撮れると良いのですが。白花のヒメオドリコソウも見つけてもらって嬉しかったです。
   
 20153月12日(木)
 いろいろ用があり2週間ぶりで野草園に行くと、すっかり春めいていました。まず目に飛び込んできたのがクロッカス。花の少ない時期ですからとても目立っています。Hさんが「ニリンソウの芽が出たよ」と教えてくれたので見に行くと、すぐ近くあるシュンランには大きな蕾がたくさんできていました。ああ、ホントに春が来たなぁと嬉しくなります。

 Sさんがオオブタクサの種殻つきの双葉を見つけました。離れた場所に同じ双葉がたくさん生えていて何か分からなかったのですが、これでオオブタクサの芽生えだと判明しました、大発見!ヒメウズもあって蕾ができていました。

 Tさんが冬の間自宅で育てていたツタンカーメンのエンドウのプランターを持参しました。たくさん花が咲き、まだペチャンコですが実も出来ています。フキは食べ頃を過ぎて花が咲いていました。見どころの多い楽しい一日でした。
   
 2015226日(木)
 今日は雨でしたが、『木曜が雨の場合は4月桜まつりイベント用のクラフトづくりをする』ということになっていたのでバスで出かけました。ほんのしばらくはお手伝いをして、外を見ると雨は止んでいるようなので、そそくさと植物観察へ。

 ホトケノザは早くからたくさん咲いていますが、先週からヒメオドリコソウも咲き始めました。ナズナやミチタネツケバナは花だけでなく、もうしっかり実をつけているので驚きます。

番外編として、サービスセンター内に入れた植木鉢の枝にジャコウアゲハの蛹が2つ付いていたのですが、その1つが羽化し、21日にジャコウアゲハ♂がいたそうです。まだ生きているかな?とセンターに探しに行きましたが、見当たりません。しばらく探してふと見ると、床に死体。残念です。暖房で温室みたいになって花も咲いていますから、しばらくは蜜を吸って生きられたのでしょうか?合掌。

   
  2015219日(木) 
 第3木曜日なので10時から11時までミーティングに参加して野草園に戻りました。今日もユキヤナギ3輪ほど咲いていました。フジバカマの小さな芽がたくさん出ています。成長したら今年は押し葉にして、桜餅に似た良い香りを長く楽しんでみたいと思います。クロッカスかな?という芽も出始めました。これは何?という小さな芽がいっぱいです。早く正体を知りたいと思うのですが、もうしばらくの辛抱です。

    あせっても春は来ないし

    忘れていても春は来る

    自然はきわめて自然である

             熊田千佳慕

   
  2015212日(木)
 今日は3月上旬の気温とか、とても暖かでした。草引きをしていると、芽出しの葉に気がつきました。Sさんに聞くと「オニユリかなぁ?ムカゴから芽が出たのかも」。でも、去年この辺りに咲いていたユリはヤマユリ、コオニユリ、テッポウユリだけのはず。そう言えば、鉢植えのオニユリをいただいてムカゴができたから、それを蒔いたような気もする・・・。

 テッポウユリの幼苗は違う葉形です。昨シーズンは2013年の12月に芽生えて育っていた株は結局20141月〜2月の寒さで枯れてしまいました。今シーズンは少し遅く1月に3株見つけていましたが、今日見渡すとアチコチに結構出ているようです。枯れずに無事に育つといいのですが。

 主に草引きしていたのはイネ科のコバンソウ。ちょっと白っぽい葉で特徴があるのですが、なんと小穂がでているのがありました。あまりに気が早いけど、これぞ雑草の心意気!

   
  201524日(水)・7日(土)
 5日(木)は雪の予報だったので、前日に出かけると、同じ思いの人たちがたくさん来ていました。結局雪は降らず雨で積雪はなかったので、7日も出かけて腐葉土入れや草引き等の作業をしました。土いじりをしているせいか、その2日ともジョウビタキが近くに来てずっと付き合ってくれました。

 今日(12日)写真を見ていると、ジョウビタキの左足の指が欠損しているのに気がつきました。縄張りのこともあるので、野草園で見かけるジョウビタキはいつも同一個体だと思っているのですが、この冬の他の写真も見ても指までちゃんと撮れているのが少なく、よく分かりませんでした。次から足の指を気にしてジョウビタキを見ることにしましょう。

(下の写真は同日のものですが、残念ながら指は写っていても細かいところまではわかりませんね。)
(2/19に双眼鏡で確認すると確かに指ナシ子でした!)

   
 2015129日(木)
 今朝は最低気温が低く、お天気もいいのでシモバシラの氷柱を期待して、野草園に着くとまず一番に見に行きました。できてはいましたが、ほんの少しだけ。もうちょっと立派なのが見たかったですが、見られただけでも良しとしましょう。

 今日はイネ科で大株になったものや、増えすぎたジャノヒゲを掘り起こして整理しました。イネ科は根が張っているので力仕事、上着を脱いで悪戦苦闘です。でも、おかげで種を蒔いたり、新しいものを植える場所を確保できました。

 また、周辺の草地その他を見回すと、自然に生えたものもいろいろ目に入ります。下左はナガミヒナゲシのロゼット、あちこちにたくさんありました。下右は葉の腋にムカゴがついているのでコモチマンネングサのようです。

   
 
 2015123日(金)
 雨上がりのしっとりと気持ちの良い朝、野草園に着くと紫色の花が目に入りました。エッ?なぜかツルニチニチソウが2輪咲いています。ずいぶん季節はずれですが、狂い咲きはよくあるようです。

 今日は1/11に荒川河川敷で見つけたキカラスウリの種を蒔きました。以前にカラスウリの種を蒔いて芽が出たと言う人は、きれいに洗ってからというので同じようにしました。
昨年の秋〜冬に蒔いたものも何種類かあるのですが、ツキミソウ以外の発芽はまだのようです。無事に出ますように!

ピンクのホトケノザがきれいに咲いていたので近寄ると、すぐそばにしっかりとナズナのロゼット、ごく短い茎ながら花をちゃんと咲かせています。冬の寒さの中で健気に咲く小さな花たちを見ると元気をもらいますね。

 
 《番外編》
 1/16都市農業公園の樹木の勉強会で「落葉樹のメタセコイヤラクウショウは今頃花が咲く」と聞きました。垂れ下がっているのは雄花だそうです。ぜひ舎人公園のもので確認しなくてはと、午後はそちらへ。

 今日は風も強いし、高い木の上の方なので、写真はイマイチですが、確かにたくさん雄花の花序がぶら下がっています。葉や実はいっぱい落ちているので、花はないかと探すと、ラクウショウは一枝だけ落ちていました。まだ蕾状態のようですが、少し感じが分かりました。図鑑ではメタセコイヤは2〜3月、ラクウショウは4月となっていますね。

 

 2015115日(木)
 今日はあいにく雨の予報なので休みたかったのですが、第3木曜、今年最初のミーティングの日ですからバスで出かけました。8:50に着いて9:30頃にはもう雨が降り始めたので、野草園での観察は短時間になりました。

 冬はいろいろな木の葉痕が面白いですが、センダンの葉痕もちょっとお猿の顔のようにも見えます。昨年はロゼットを集めたコーナーを作って勉強した甲斐あって、今年は少しはわかるものが増えましたが、それでもやはりよく似ていて、まだまだ私には悩ましいものもたくさんあります。写真は分かりやすいクサノオウのロゼットです。

   
  
 2015年1月8日(木)

 今年初めての野草園、シモバシラの氷柱を期待しましたが、暖かかったようでできていませんでした。花はスイセンとスノードロップ、気の早いユキヤナギがほんの数輪、ホトケノザとナズナも数株咲いていました。

 今は幼苗やロゼットが悩ましいけれど面白いです。昨年草引きして整地した一画に双葉がたくさん生えていました(右写真)。さて、何でしょう?近くを探すと、少し本葉が出始めているものがあります(下左)、オオイヌノフグリかな?でも、毛が多いからフラサバソウでしょうか?(下右)を見つけて、フラサバソウに決定です!

 去年は123日と30日に双葉と本葉が混じった状態を見つけたのでした。今年はこの双葉だけの状態から見られて、とてもうれしい。少しは進歩していますね!!!