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舎人公園野草園の   生きものミニミニ図鑑 

ジグモ (管状住居) 

 2015年6月28日(日)の発見

 ミズヒキが繁茂して、せっかく咲いたヤブコウジの花が隠れて見えないので、少し切って整理していると、茎に変なものがついています。始めは密集して風通しが悪く、茎にカビが生えているのだと思いました。でもよく見ると何か変です。もしかしたらクモの袋かなと思いました。以前に水元公園の観察会で地中のジグモの袋を取り出すのを見たことがあります。でも、これは地面の上にあるのだから、ちょっと違うのかしら?とも思いました。

 ちょうど、草引きに来ていた園芸のプロのKさんがいたので、こういうものも見て知っているかもと尋ねてみると、クモに詳しい知り合いがいるからと、すぐにスマートフォンで写真を撮りメールで問い合わせてくれました。(便利な世の中!)やはり土の中にジグモの巣があるのだそうです。

 帰宅してからネット検索すると、この袋を作るのは大変な労力がいるそうで、いっぱい切り取って捨ててしまって申し訳ないことをしたと思いました。でも、地中のクモのいる袋まで取り出さなくて良かったです。

    ★このHPに、袋の作り方も詳しく書いてあります

 学研の図鑑「クモ」によると、

 ジグモ:地中に管状の袋になった住居をつくる。住居の地上に出ている部分に獲物がふれると、袋の中から袋ごしに獲物にかみつき、住居の中へひきずりこむ。脱皮や交尾もすべて住居内で行う。6〜7月頃には、メスとオスが同居し、8〜9月に産卵する。孵化した子グモはしばらく親と一緒に暮らす。このクモの寿命は長く、年くらいと言われている